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人工芝のDIY①下地処理、整地編

人工芝 DIY

人工芝は水はけもへこみも下地に大きく左右されます。

この下地作りさえしっかり行っていれば、多少人工芝の施工を失敗して見た目が悪くなっても雑草防止などの機能性は損なわれる事はありません。

この下地作りと整地に関しては時間を多めにとってしっかり行っていきましょう。

もくじ

下地処理

人工芝の為の整地や転圧をする為には、雑草や大きな石などを取り除き、出来る限り土のみの状態にする事で、 整地、転圧がやりやすくなり更にはより平になりやすくなります。

雑草、天然芝の処理

雑草のお庭

人工芝を敷く前に防草シートを敷く事で雑草を抑える事が出来ますが、すでに雑草がある場合は出来る限り取り除く事でより雑草対策効果が高くなります。

草刈り機ではダメ!?

草刈り機での除草

画像の左が草刈機での雑草除去後。夏なら数日~数週間で新しい緑の雑草が生えてきてしまいます。

草刈機ですと、雑草の上部のみを切り取る為、地面を平にする事が出来ません。

大変ですが雑草などがある場合は草刈機を使わず地道に土が出るまで除草を進めて行きましょう。

広範囲に雑草や芝が広がっている場合はスコップやくわで一度土ごと草を地面から剥がし、後で熊手などで土と雑草を分けてあげるようにすると素早く処理できます。
分けた土は再度お庭に均等に分配しますので、石などがある場合も取り除いておきましょう。

石などの撤去

人工芝下地施工 石のある庭

お庭の整地でよくある質問がお庭に転がっている石などの処理の件です。

お庭にある石などは全てとる必要はありませんが、表面に出てしまっている石は地面の小さなデコボコの一番の原因となります。

後の整地作業のトンボがけの時にも取り除きますが、今の段階でも取れる石は取り除いておきましょう。

また砂利などをすでに敷いてあるお庭の場合は、同じように地面が出てくるまで撤去しなければいけません。
大体の場合は砂利の下に防草シートが敷いてあると思いますので、防草シートが出てきたらそれも一度撤去しましょう。

ふるいで楽々

ふるい

お庭の石などを撤去する場合、あまり多くなければ良いのですが、中にはたくさん石があるお庭もあると思います。

その場合はホームセンターなどで打っているふるいを使うと効率的に石のみを取り除く事が出来ます。

石が混ざっている土ごと、ふるいの中に入れふる事でふるいの目よりも大きい石のみ取り除けます。

ふるいから落ちた土は非常に細かいので地面を平にするのが非常に楽になります。

高さ調整

ボコボコの地面

整地転圧をする前にまずは地面の高さの調整を行いましょう。

雨やお庭の形状、使い方によって極端に高い所、低い所等がある場合は事前に把握しておき、この時点で修正します。

地面の高さの目安

地面の高さの目安

ほとんどの場合お庭はブロック塀などで囲まれていると思いますが、ブロック塀は職人さんが平らに並べてくれているので、 そのブロック塀の水平ラインを参考に土の高い低いを判断しましょう。

排水設備に注意

排水溝

お庭に排水設備がある場合は、排水設備よりも地面が下がってしまうと排水が出来なくなってしまいますので、 雨水がしっかり流れるよう排水設備よりも地面が低くならないよう注意しましょう。

整地・転圧

この整地が人工芝施工の中で重要な工程になります。

様々なケースがあると思いますが、最も大事なのは人工芝を敷いた後でもしっかり平に維持する作業という事なので難しく考えすぎないようにしましょう。

土を平らにしましょう。

トンボレーキ

雑草を除去した後や高さ調整した後は地面もかなりボコボコになっていると思います。

地面にデコボコがあると人工芝を敷いた時にも反映されてしまいます。

平らにするにはトンボ、レーキなどがあると非常に楽ですが、その為に買うのは嫌だという方は木の板などでも代用できます。

ただし木の板の場合はしゃがみながらの作業となりますので、時間を多くとって無理をしないようにしましょう。

地面の傾斜

地面のへこみを無くす

ほとんどのお庭は雨水は一度地面に吸収させてから各設備にて排水という形になると思います。

人工芝も排水用の小さな穴がありますので、地面に大きなへこみが無ければ雨水が貯まる事は無いと思いますので、 全体の角度をきっちり平らにするより、人工芝施工面の端から端までを直線で結べるようデコボコが無いようにする方が重要になります。

転圧

転圧

ある程度馴染ませたら次は転圧といって柔らかい土をしっかり地面に固めていきます。転圧機があれば全体を転圧機で固めてあげます。

転圧機が無い場合でも少し大変ですが、足で踏んだり、ブロックやレンガ等でたたいてしっかり固めてげればる事で地面を固める事が出来ます。

転圧は漏れが無いように固めていきます。

ある程度力を入れて地面に足を落としたりかかとで立っても地面が沈まなければ大丈夫です。

人工芝がデコボコになる仕組み

地面を一度耕してから戻すと土と土の間に空気が残ります。戻した時に最初より高さが出るのはその為です。

転圧はその地面の中の空気を抜いてあげる作業になりますが、転圧をせずに表面のみ平にした場合、 時間の経過や上を歩いた際にその空気が抜ける事でその部分がへこんでしまい、結果デコボコとなってしまいます。

そうならない為にも地面の中の空気を抜く転圧をしっかり行いましょう。

地面が沈む仕組み

デコボコが無いか再確認

デコボコを無くす

転圧が完了したら、再度トンボや木の板などで、高い所は無いかを確認しながら撫でてあげます。
高い所があれば、そこを削り低い所へならし、トータルで平になるようにします。
土が足りない場合や、雑草 除去時に土が低くなりすぎてしまった場合は、土や砕石を新たに買って補充してあげます。

左官コテがあれば便利

左官コテ

最後の仕上げに左官コテがあるとより細かく修正が出来ます。
ホームセンターで1000円以下で購入出来ます。
ただし左官コテはここでしか使わないので、何か代用できるものがあればそちらでも良いと思います。

整地転圧例

整地1

雑草除去中

整地2

雑草除去後

整地3

整地後

高い所を削る→転圧を何度か繰り返してあげる事で、徐々に平になっていきます。

平らで無いと人工芝を敷いた時にプカプカ浮いてしまったり、一部だけ高くなってしまうなどが発生してしまうので、 この作業は焦らず時間をかけて、しっかり確認しながらやっていきましょう。

土が足りない場合

真砂土

お庭を整地していくと、もともと低かった所や、大きなくぼみを埋めなくてはいけない事がある場合があります。

そのような場合は、新しく土を買ってきて足すという作業が必要になります。

真砂土や川砂などを使うと平らにしやすく、転圧でも固まりやすいです。

砕石を入れる場合

砕石

よく下地に砕石を入れるという事が書かれていますが、砕石を入れる場合は数センチ入れなくてはいけないので、もともと低いのなら良いですが、 高い場合は土を鋤取り処分、そこから砕石を敷いてその上に砂を入れて(※)と大工事になってしまいます。

※砕石のままだと表面にデコボコが出てしまう為、砕石を敷いた後は砂を入れる必要があります。

確かに砕石を入れれば、地面がへこんでしまう事を防げるので長持ちしますが、 今回DIYで出来たのならば、今後もしボコボコになったとしても修正する事もDIYで出来るので、 無理してまで砕石にこだわる必要は無いかと思います。

水はけが悪い時には有効

砕石が入る事で雨水は表面に出てこなくなる

水はけが極端に悪く少しの雨ですぐに水たまりが出来てしまう場合(整地をしてあげる事で水たまりが出来なくなる事もあります)は、 砕石を下地に敷いてあげる事で、お庭の水の吸収量が増える為、水はけ改善の効果が期待できます。

砂利では無く「砕石」

また同じ石でも砂利と砕石は全く別の物なりますので注意が必要です。
砕石は工事の基礎などにも使われる地面を固めるなどの時に使う石で、砂利は防犯砂利などのように丸みがあるものもあるので、いつまでも踏み固める事が出来ず不安定な地面になってしまいます。

砂利は逆に撤去しなければいけないものなので、購入時には砂利では無く砕石を買うようにしましょう。

使う砕石の種類

サイズによって砕石はさまざまなものがあります。
砕石の中でも「路盤材」と書かれているものを使用します。
人工芝施工時に使用する砕石は以下のものを使いましょう。

  • Cー30

    石のサイズが0mm~30mmのものです。地面を固める時、地面の凹みを直す時にはこれを使いましょう。

    「C-30」と書かれずにサイズのみの「30-0」と記入しているもの、
    リサイクル砕石の「RC-30」と言った商品がありますが、どれでも構いません。

  • Cー40

    石のサイズが0mm~40mmのものです。上のC-30よりも大きな石が紛れ込んだものになります。
    大きい石がある為、上よりも少し安定しない所もたまにありますので、その場合は上から土を少しかぶせてあげて再度転圧して下さい。

    「C-40」と書かれずにサイズのみの「40-0」と記入しているもの、
    リサイクル砕石の「RC-40」と言った商品がありますが、どれでも構いません。

砕石も様々な種類がありますので、必ず上の2つのものどちらかを使うようにして下さい。
それ以外では転圧が出来きらず、人工芝を敷いた際に逆にデコボコを作る原因になってしまいます。